いて振り返ると、そ
、顧昭
を手に持ちながら、目を細めて有栖川朱
朱音は慌てて後退し、背後の洗面台にぶつか
いだ。 「おやおや、義姉、か
に見つめた。 「義姉、俺の目の不自由な
が気に入らず、眉をひそめて説明
なの?」顧