踏み入れるや否や、す
い、周囲の人々に愛想
きのいい手を、自分から突き出してくる。「琉海くん、こちらが君の妹さんかい? いやあ
っと見た目がいいだけですから」 そう言いながら、彼はさりげなく深雪に目配せし
握った。「安田おじさ