凍てつくほどの冷気を帯びた。「誉王(ヨオウ)殿下は国のために傷を負われ、社稷(しゃしょく)
羞恥と怒りに駆られ、歩み寄って彼女の手首を掴む
なたとわたくしの婚約はすでに解消されております。男女の別がございますゆえ、距離を
けらもない後ろ姿を見つめる。瞳の奥
去る従順な影に過ぎなかった。だが戦場から戻っ
感覚に、彼の胸中には強烈な
て憤然と袖を払い、きび
間もなく、許氏(キョし)付きの侍女が伝言に
つもりであろうと、彼女は察
氏が機先を制して叱責する。「
には、何が過ちであるか分かりませぬ
て婚姻を願い出たことじゃ! 女子(おなご)は柔順であることを徳とするもの。そのよ
ちは、秦世子といまだに関わりを持っておることじゃ!世子は今や、そなたの妹の許嫁(いいなずけ)であるぞ
次々と着せられる。前世の己であれば
聞き入れるのみ。その心は
妹が本日、金鑾殿(きんらんでん)にて衆人環視の中、陛下へ世子との賜婚を願い出たことは何と申すのです? 母上は、妹をも同じように厳し
まった。常に慈母を演じ、特に外に対しては先妻の娘も我が子の
下は皇族の血筋とはいえ、あのようなお身体……嫁げば苦労することになろう。 それに、父上が皇家に媚びを売り、娘を
元を拭い、しおらしく相槌を打つ。「さようでございます、姉上。子
らせ、怒声を上げる。「楹よ!そ
せ。 誉王殿下は、大周(ダイシュウ)の領土を守り、民を救うために傷を負われたのです。これこそ忠君愛国の大
入れば、父上はいかよう
色を変え、特に蘇東成
つもりであったが、まさかこれほど弁が立ち、理路整然と返
なければ、娘は本日の宴で疲れまし
らの顔に見向きもせず、優雅に膝を折
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