ロバか牛を選ぶためだが、手持ちの金次第だ。 徴兵逃れの金を役所に納めるため、彼らは金

い戻すべきだと思います。 これからは金に困ることもないでしょ

ずは質屋だ。 牛車かロバ車を

母の嫁入り道具をすべて買い戻した。かかったのは金8両。

場へ向かった。 予算的にロバ車しか買えないが

預けよう。 牛にするか、ロバにす

い替えても遅くはないですし。 町へ魚を売りに行く

りにする。 姪っ子もきっ

ですからね。牛より走るの

畜市場の中へと歩き出した。奥にあるロバ売

れば値段を聞いてくれ。絶対に安くするからさ」 店の若い衆

るだけでも

、こっ

いに掃除されていて、異臭もしない。 だが一番

義は隣に隔離された二頭に気づいた

を見せてもらえませんか？

つかないどころか、喧嘩まで始めちまう。 俺にもさっぱりでね

もらいます。 店に荷

5両、中が18両

。うちは人数が多いから、出か

頭に車をつけてくれ。 これが代

帳場に行って釣り

り、外で待つ。すぐにその二頭のロバ

き取り、家路についた。 道中、彼はなぜあ

でこの二頭を選んだんだ？ずいぶん小

あれはロバじ

ゃない？どう見

です。 まだ小さいですが、力も持

バに嫌われてたのか。 そう考

しょう。 村長に車を返せば、もう借りな

て、そのあと森を見てくるよ。金にな

ない。切り詰めれば一年は持つでしょうが、戦時中となると

ったよ。 にしても解せないな。なんで兵役の代わりに金10両なんて言っ

も今は、金があっても逃げられるとは限らない。 これからもっと状況

争なんて、先が

そうに覗き込む。 義昭は村長に牛車を返し、賃料の50文を払うと、 無駄話もせず

てるよ」 桐生の大奥様が慌てて出迎えた。午前5時頃から出か

ました、

永斗と永光が担当した。 子供たちはすっかり気に入った様子

成長途中とはいえ、逞しくて安

との取り分だ」 義昭

しますよ。 まだ日も高いし、これから森に罠を

、準備

は、息子と婿が背負い籠と弓

から戻ったばかりだろ

す分です。 母さんと妻の嫁入り道具は全部買い戻しま

よ。お前たちは猟師じゃないし、山道にも慣れてないんだ。村の左側の森には絶

てます、

てます、

を木の下に繋いでいた。 罠を仕掛け終わったら、

さんと叔父さんは森へ罠を仕掛けに行って、そのあと

」 「頼んだぞ。ちゃ

、ちゃんと

村で藁を買ってきてもらおう。小屋の屋

ました、

を肥料として混ぜ込めば、種まきができる。 土を干しているこの数日の間に、彼女は森へ調査に行く