、しらみつぶし
は見つからない。涼音は思わず眉を寄せた。――ま
ばし、その表面をそっとなぞる。かつて父は、ここで一冊、
た瞬間、違和
硬い。まるで内部が、防弾素
な高級な素材が使
を丁寧に探り始めた。その様子に
指がわずかに感