方
いるというのに、本江安澄の体から発
、意識は熱に浮かされたように
うに輪郭を失っているが、 た
時に幻影のよう
漏らし、震える指で襟元のボタンに手を伸
見知らぬようでいて、どこか記憶の
を握る手に、爪が食
へと視線を固定す