山未央の心はどこか上の空だった。 終
どれだけ待っても、
景ばかりが脳裏をよぎる。 もはや恐怖で指先まで冷たくなっ
たし。 大
いるのかもしれない。 どこの電話から掛けているのか、喉まで出かかった言葉
先に帰ってて。 送っ