ことは、一度たりともなかった。 毎年、家族総出で美晴の盛大な誕生日パーティーが催され、大勢の客人が招き入れら
出し、自分のかぶっていた王冠を瑠香の頭に押し付けた。 切り分けられたケ
先ほどまで胸の奥底にしまい込んでいた、あの忌まわ