しを小野武志へと向けた。 「小野監督も、この曲はこれ
十分――内心ではそう思っていても、ここでそうは言えない。 体裁を保つため、曖昧に答
香はすでに立ち上がり、周囲の驚きと好奇の視線を浴びながら、ゆっ
み、思わず手を伸ばして止