院の
かしていた。隣では介護士が椅子に座り、他愛もない
せた背中を見つめ、胸の奥をぎゅっ
れなかったら。今ごろ、どうなっ
き出してしまう。行き先も目的も分からずに。その度に
汐
声が飛んできた。振り向くと、彰人が息
あからさ