一つ、不意に転がっていた。 その存在はあま
囲の音はすべて遠のき、世界
箱に見覚え
で袋の中に手を伸ばし
軽い音を立てて、
められていた。 橘明音が数ヶ
爛な光を放ちながら、静か
り返った途端、冬樹が手のひらの指輪の箱を死に