病棟の三
てゆっくりと扉を開け、川崎誠司と
い唇は固く結ばれている。 眉目には冷徹さが宿り、口を開かずとも、その存在は強烈
れ、二日前に清和が病室のバルコニー
容易に束縛されることを嫌う人間であることが、ある程度見て取れた。 一