作らせろ。そして俺の部
に洗ったはずの自分の指先から、まだ微かに残る出汁の匂いを嗅ぎ取っていた。そ
いの部屋へと戻った。冷たいシャワーを浴び、匂いの痕跡を完全に洗い
た。吊るされたままの左腕が鈍く痛むが、彼女の表情には一切の疲労も感傷