詩織
はすぐに病室へ戻った。 桐山
た瞬間、私の呼吸
の樹が、今、私に背を向け
かび上がらせる。 骨の髄まで刻まれたその傲慢さと気高さは、重傷を負ったからといって色褪せる
とへ駆け寄った。 声には隠しきれない切迫感が滲む。 「