ンヌ
凍りつくように
目の前のワイングラスはすで
の目を隠している。全身から、ど
殻を剥いている。私が部屋に入ると、彼は顔
せず、まっすぐに純一を見つめる。「純一、友美を解
く浮き上がった。 彼は私に背を向けたまま、長い沈黙の