緩め、手を伸ばして彼の
力を込
さり、背中を向かい
しながら彼の横を通り過ぎた。その足取りは確
まま、ゆっくりと
いた冷ややかな柑橘系の香りが残っ
した後、再び袖口のボタンを留
ーの入り口で辺
方から歩いてくるのが見えた。襟元