彼はよろよろと院長室を出る。その手にはくしゃくしゃ
続ける。脳裏に響くのは理歌子の苦痛に歪
。一つの見慣れた、しかし今はあまりにも眩し
告書に目を落としながら正面玄関へと向かっていた。その足取りは自信に満ち溢れている。彼女の全身から