念珠に見覚
、白檀の香りに
、所々が白っぽく変色している。彼の瞳には、今まで見たことの
、そこにあるのはただ白い霧だけだ。彼女
、わたくし……
だった。彼の顔に失望の色はない。むし
そ
に唯一置かれた、梨花木で作られた長い椅子に