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第2章

文字数:2476    |    更新日時: 今日18:59

ータオルで拭き取った。湿った紙を、まるで憎

ンへと続く廊下を歩く。その足取りが立

、身を乗り出すようにしてVIP病棟の方を窺っている

と、中村はすぐ

様を怒らせちゃったの?

を隠しきれない

たカルテを整理し始めた。プラスチックの

らな

、短く

ンを片手に姿を現した。その顔は不機嫌そうに歪み、電話の向こ

配しろ。ヘリオス・メ

萌の甘ったるい声が

このベッド、

氷のようだった声が、彩萌をあやす

。すぐに移るから、も

れた。持っていたカルテの角が、指

素敵な人よね。あんな

その言葉が、凛の胃の腑に溜まった鉛

の視界の端に、ナースステーションに立つ凛の姿

なくこちらに

り、その長身が見下ろ

の名誉を傷つけるような真似をし

るで汚物でも見るよ

た。暁の、氷のような瞳

は絶対に知られない。暁は、自分が子供を作れないと固く信じて

た。そして、自分の指先を軽くこすり合わせながら

た方がよろしいのではなくて?七年間、妻に指一

何か言い返す前に、好奇心に

山さん、

ついた。そして、声を潜めたまま、

わ。ただの夫婦

たらしい。目を大きく見開き、口元を手で覆った。鷹司暁を

っ…

に青筋が浮かび、怒りで肩が震えているのが分かっ

は予測し

その目に宿るのは、汚いものに触れられ

高田主任が

飛んできた。その声が、暁の爆発寸前

のような唸り声を漏らした。人差し

覚えて

、彼は踵を返して主

って、凛は心の

覚えておく

と向かった。ドアを開け、内側から鍵をかける。

いた幽閉恐怖症の引き金を引いた。ドアに背中を預け、ずるずると床に

で、スマート

は暁からのメッセー

に帰ってくる

慈悲な

七年前の新婚

お前が生んだ跡

は、今夜と同じ、氷の

た。なぜ、あれほどま

ら分

る子供のために、その場所

にうずくまり、痛みが過ぎ去るのをじっと

いていくと、凛はゆ

かい、自分のハンド

ケットに隠して

えてくる。VIP病棟の片付けをしながら

ように聞き流しながら、

う迷いの色

クローゼットの奥から、自分のトレンチコー

のドア

窓から、朝の最初の

、迷いのない足取りで、

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