樹の
れた時、夏目詩織は再び現
なほど赤く染まり、その白くしなやかな首
てて整え、うつむいたまま、車椅
しい声と、石上純一のやや重い
の額に手を伸ばそうとし、その声には焦りが滲んでいた。 「ここ数日、疲れすぎて持病が再発して熱が