たオフィスの中でひときわ際立って
ていた指は宙で固まり、顔の表情は危険な色気から一
剣のように音の源へと突き刺
彼の拘束から逃れた。よろめきなが
は太鼓のように鳴っていた。危機一髪の恐怖
彼はただその屏風を睨みつけ、顔色は土気色に
母様
風