市場は普段の賑わいは無いものの、客層が巡回の兵士に変わっただけのようだった。
(相変わらずたくましいというか、浅ましいというか・・・。)
若干、呆れてしまうサミュエル。
「うわあ、凄い品数ですこと・・・。」
「一体、どれだけの種類が並んでいるのか把握している人は居るんだろうか?」