段を踏みしめるたび
と無機質な精密機器の紙袋を抱え
字で『藤堂』とだけ書か
つこと自体彼の人生にお
微かな緊張が走るのを自覚し
緩め無骨な指先で呼び鈴のプ
安っぽいチャイム
していた凛は包丁を
に訪ねてくる
かあるいは借
ながら抜き足差し