徹夜をしてしまったことに気づいた。体は鉛の
枝はそれを宝物のように、愛おしそうにそっ
おぼつかない足取りで慧の寝室へと向かう
し、ベッドの上で上体を起こして本を読んでいた
る。彼女の目の下に落ちたインクのような濃
た眠らな
うな響き