けていた重い鉛のような感覚が消え去り、肺の隅々まで新鮮な空気が満ち
ると、ドアが
空気とともに荒い息遣
下させている岩根浩一だった。非常階段を駆け下りてきたのか、ネ
眉をひそめ、半
美…
み込んできた。鼻をつく強い酒の臭いと、抑えき