言で、前庭は針一本落ちても聞
いのなら、聞き捨て
王世子と行き来があり、口ぶりからす
はいえ、相手を替えたいなら内々に片づける手はいくらで
固くひそめていた。雲蔓青がなぜ刺し違
説き伏せたから必ず滞りな
安侯府の名に傷がつくばかりか、自分
を浮かべ、黙って
柔嘉の目に、かすか
うにのしかかり、背筋を伸ばして
れくらいで負けを
を上げて大奥様を見つめた。「
礼を踏み外したことなど一度もありません。あの日の花田街では、
雲蔓青も前もって内情を知っていな
雲柔嘉と牧疏白の付き合いは、3日前
だった。「お祖母様、嘘など申しません。あの日、姉さんと
が知らない男にうっかり両手を触れられただけで、籠に入れて水に沈め
結婚前の男女が手を握り合って、すぐ
着けようと手にしていた茶碗を
やかなことで評判の方。礼儀作法にも非の打ちどころがないの
た人を確かに見ましたよ。でも顔を覆っていて、顔立ちもろくに見えなかった。蔓
に至っては、怒りに震えていた。
く、嫌悪もあらわに雲蔓青へ向けられた。「心
話までこしらえるなんて。証人がいなかったら、あなたのせいで柔
な性根の子だと知っていた
はらはらと涙をこぼして、雲慕山(ユン
、情というものを
言葉どお
向きがどうなっていようと関心はな
息子に何かあ
をさらさず、自分と侯府
ない妻を抱き寄せ、田舎から戻ったばかりの娘にも一片
祖母の祝宴を乱し、侯府の名を汚
いき、南の荘園へ送り返せ。私の許し
雲蔓青は背筋を伸ばし
た数人の老女たちが
皆のいぶかしげな視線を浴びながら、ゆ
ま、雲蔓青がいったい何をする
とも知れない女が、何をとち狂っているのか。ここまで騒いでも
何より気にする侯爵様を怒らせて、いっそこの
すくめて身を引き、諭すように言った。「蔓
で馬鹿なことはしないで。皆さんの前
に、雲蔓青がいきな
は目をつぶり、とっ
た。代わりに、腰に下げていた匂い袋
目を大きく見開き、慌てて飛びかかっ
い袋を大奥様に手渡した。「お
姉妹を一瞥し、急い
た。目に浮かんでいた疑いは、たちま
ぜ夔竜紋の玉飾りを肌身離
。親王でさえ、祖先の祭祀や祈願といった重大な場でしか4本爪の竜紋
と、夔竜か螭竜の紋しか
この夔竜紋の玉飾りが瑞王世子・牧
瞬にして
。雲柔嘉は恥知らずにも、とうに瑞王世子と

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