img クビになった私に、廃土の統帥が物資を求めてきた  /  第10章 終末基地の動員二界の首富の始まり | 100.00%
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第10章 終末基地の動員二界の首富の始まり

文字数:2189    |    更新日時: 今日10:40

会議室。薄暗い照明の下、十数名もの屈強な異

は、黄金色に焼き上がった丸鶏のローストと、

ないできた彼らにとって、立ちのぼる芳醇な肉の香りと一点の

なんですか? 幻覚系の異

く上下させ、唾を飲み込

元から古い傷痕をわずかに覗かせ、氷の

した物資の供給

に響き渡ると、幹部たちの間

要求しているんですか?! 基地の支

代の部屋で不敵に微笑む石堂凛の涼やかな顔が浮かんだ

のは、黄金と旧時代の骨董品

き換えにしてでも手に入れたい食料と純水が、廃墟の底にいくらで

れからの作

ると、腹の傷がすっかり癒えた坂

いはすべて中止だ! 全探索部隊の目標を旧時代の銀行の

させ、拳を突き

クタの黄金をかき集めろ! それを全部、俺た

を震わせ、その熱気は空間の狭間をすり抜け

くその歓声を耳にしながら、手元の

村の周辺の荒れ地の買収、物資を運び込むための大型物流倉庫の建設、

なら個人の取引で済むが、これから廃土の基地が総力を挙げて何トンもの黄

を合法的にマネーロンダリングするための、受

渦がかすかに揺らぎ、

の声が聞

えたわよ、高見統帥。

と、向こう側から一切の迷い

すべてお前のために富

クンと跳ねた。熱くなりかけた頬を落ち着かせるよう

そっちでそんなに派手に動いたら、他の基

をするやつがいれば、そ

羅場を生き抜いてきた覇

ドに負けないように準備しないとね。近いう

かれた文字を、万年筆

名前は決

つめた。黒い瞳の奥に、すべてを掌握し

んたの基地の名前から貰うわ

天か

の誓いでも噛みしめるかのよう

黄金を使って、この世界に誰にも揺

その帝国の背後を命に

かな部屋で重なり合い、目に

明日からは街へ出て大型倉庫を借り受け、両世界の物

力強いエネルギーが感じられた。体温は相変わらず三十三度

なほど赤く染まった満月が夜空に昇り、二つの世界

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