ギフトボックスを差し出した。その仕
が嬉しくてね。…これ、君に贈りたい
ているなんて――「颯太兄…私、あなたが帰国してたこと、つ
しないでいいよ。僕たちの間に、お返しなんて必要ない。こ
なってしかたないんだから!」 美咲
はそ