まま車で出発し、城南地区で開催さ
ノ上会長の本日の日程を読
着信音が響いた。画面には見慣れない番号が表示され、梢は一瞬だけ眉をひそめたも
いた男性の声だった。「私は北条グループの北条渉と申します。瀧ノ上
切のためらいも見せずに、