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チゴのショートケーキを
の隙間からリビング
瞬間、足から力が抜け、私
温久言の、
、温久言のスマートフォンで写真を見たこ
らしい。だが、温久言の母親が蘇月月を快く思
ふさぎ込み、酒に溺
く酔っていて、私の体を貪るよう
薬を投げつけ、冷た
ら問いかけた。「久言、私たちは夫婦なのに、ど
彼の手が止まる。振り返りざま、
わきまえろ。俺の子を
は、愛しているからじゃない。都合のいい
係だけだ。余計な期待はするな。もし
感情のこもらぬ言葉に、息が
相手以上の価値もない、取る
拒絶するのか、その時
一ヶ月が経った頃。あの日も彼はひ
こっそりと彼のスマー
のは、1314枚にも及ぶ、
切ったように溢れ出す。体は
別の女性が棲み着いている。その事
2
口から、蘇月月の名が出
の女を、私たちの“家
が……許
、私ははっと
、侮蔑の色を隠そうともせず、私を頭のてっぺん
言の誕生日を祝いに来た
キを受け取ると、丁寧な
こそがこの家の主で、私の方がただ
。「あなたが病院にいて今夜は戻らないから、代
赤く充血する。けれど、以前のよ
大切に想っているか、私
、不思議と、心が
ンから現れた、その時までは。その光景を目にし
いて、料理をする姿など
てきた。だが、いざその光景を目の当たり
。彼が心から愛する、蘇月月の
渇望してやまないものを、こ
連れてきたのかと、温
ともないほど優しい彼の微笑みを目
私の方が邪魔者だ。彼を責める資格