、足元が震え、体の芯まで固まって
流れ落ちていくのに気づく余裕もなく、た
るつもりでここまで来るなんて……)そ
大富豪の息子」と偽ってきた事実を知っ
ろか、この街で暮らしていく道す
も、口から出る声だけは必死に強がっていた。