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第30章

文字数:1997    |    更新日時: 今日14:13

に温風を星の濡れた黒髪に当て始めた。彼の長く節くれだった指が星の髪の間に差し込まれ、優

しめ、呼吸さえまともにできない。目の前の大きな鏡。その鏡越しに星は慧の姿を見ることができた。髪を乾かす

わりと香りが漂ってきた。それはミントの爽や

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