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第4章

文字数:1516    |    更新日時: 今日16:20

間のバス

彼女は魂の抜け殻のように無表情で、自分の体を清めた。下腹部

に巻きつけ、主寝室には戻らず、客間の冷たいベッドに潜り込む。体はコン

のなかった赤子の泣き声と、

光が、静の目を刺す。喉が焼けるように乾いてい

良いスーツのボタンを留める暁の姿が見えた。昨夜の

ま湯を一杯飲んだ。両手でカップを

その目に一瞬だけ驚きがよぎる。しかし、それはすぐに冷酷な

差しを置き、重い足取りでコ

ートフォンが、軽やかなピアノのメロディーを奏

たようにソファに駆け寄り、電話に出た。そ

した、

ゃくる声が聞こえる。『暁さん……

動くな! 絶対に動くな

も聞いたことのないほど優し

夫が他の女にかける甘い言葉を聞きながら

だことなど、すっかり忘れているようだった。キッチン

にこぼれた。白い肌が瞬時に赤く腫れ

手を見て、苛立たしげに眉を寄せ

まともに持てない

へ行く。その手は自分で何とかしろ。み

暴に閉められた。その衝撃

い火傷の跡。そして、まだ鈍く痛

ぎを狼狽させる。一方、自分は本当の妻でありながら、

。しかし涙は出なかった。ただ

た。水の冷たさが肌の熱を奪い去っていく。

うに生気のない顔。その瞳は――絶望から冷

ち着いた動作でコーヒーの染みを拭き取った。まる

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