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チャプター 4 川上海斗

文字数:1670    |    更新日時: 今日14:04

すぐに愛子の顔に据えられていた。その表情の

子は否定もせず、まっすぐに彼を

うに本心が見えない。彼は目を細め、口元だけに笑みを浮か

受け入れるんだな。望月さんは、よ

い子、

上がり、澄んだ瞳に剣呑な光が走った。その表情は、薄ら笑いにも

だ。ただ交錯する視線だけが、一歩

松の香りが濃く立ち込め、愛子は思わず息を止めた。口だけで呼吸をしようとした——

膏の匂い。そし

ませた。——止血剤だ。彼

いく。そして、きつく結ばれた薄い唇のあたりで止ま

、物をはっきり言うたちだ。だが、

——海斗の顔つきが、みる

、すぐに彼の険しかった眉間が、

安定にもほ

りように内心そう

ぱり、なん

ら解放されたかのように、シー

いないことを。むしろ、かつてないほど神経を研ぎ澄まし、警戒している。彼女は、

匂いを隠しているのなら、わざ

距離の取り方

外した。その眉間には、ほんの一瞬、誰にも読めな

秘書が仕切り

タンを押すと、パーテー

ると、一切よそ見をせずに海斗へと向き直った。その表情は硬く、抑えた

りを決め込もうかと思った、その矢先だった。「M医師」という言葉が耳に飛

ほんの刹那の

顔を向け、二人の会話など気にし

はぴくりと動いていた。大谷の報告を、一言一

M医師」と口にした瞬間、彼女が見せたほんの僅かな

に反応したな。まさ

なかった。だから愛子は知らない。この男の中

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