断
かって軽やかに言い放った。「私
もう迷っていなかった。仮面をしっかりと掴み
と汗を帯びていた。そのせいか肌は透き通るように見え、眉目は晴れやか
で欄干にもたれていた
たまま男に手を差し出した。「でも君、腕は本
まま、差し