つの間にか、詩織にとっての「凌久兄さん」は
ていた。やがて、彼が彼女の気配
開いた。「話は
元の髪をかき上げながら言
か。それでいて、譲れな
、私の仕事には干渉しないで。
ットに突っ込んだまま答える。そこに立っているだけで周