直し、ようやく午
に包まれたホームパーティーの真っ最中だった。受話器越しに喉
ざと「南家の二お嬢様」と皮肉を込める。その響き
彼女たちは一斉に群がっては「千雅姉」と持ち上げ、媚びへつらって
どうせいつか奏絵を消してしまえば、自分