ホテル・マースト
らりとした体つきに、顔立ちの整った美女
。彼女はエレベーターの傍らに
ように白い肌と相まって、高貴で気品のある、さながらお姫
トの箱を差し出した。「篠崎コーチ、すみませ
トを受け取り、中身を見もせずに持
しがっかりして言った。「
のお楽しみにとっておきたいの。 さ
り、予約してあったホテル
除いたバスケ部のメンバーがすで
。俺たちの服はもう洗
を走らせ、冷笑を浮か
部員が同調し
たち、今後は浩輔にそんな
眉をひそ
にいたバスケ部員たちは顔
こっちに
ら、自分の隣の席
まに視線を向ける
らと揺れており、そこに座っていたのは、沙織に勝るとも劣らな
な双丘が高く盛り上がり、下は尻が見え
人の美女に挟まれる席は、実にいろい
が、やはり沙織が示し
人が私に紹介してく
を開き、浩輔をあからさまに上か
輔、隣にいるのは私のいとこで、あなたと
かに微笑ん
バイトに励む浩輔に、非常
り組み、貧しいながらも気骨がある。それ
ばかりで、ちょうど浩輔と親しく
浩輔です。はじめま
正しく手を
織と優雨という姉妹のように美しい二人に挟まれて座って
しいだろうぜ? なあ篠崎優雨さん、こいつはうちのバスケ部じゃ
へ
蔑の色が浮かんだ。もはや浩輔を値踏みする気も
癖症なの。その手
、宙で固まった。気ま
く分かっている。相手が自分に関わりたくないと