img 虚空の寄る辺  /  チャプター 1 レオと母さん | 4.55%
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虚空の寄る辺

虚空の寄る辺

作者 畦道伊椀
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チャプター 1 レオと母さん

文字数:1802    |    更新日時: 27/05/2021

る者たちと話している時、不意に覗

、みんなのこ

が、水面に映るそのお姉さんのむごいほど優しげな面

どんな世界を見ているの

子たちのことが見え

、暗く濁《にご》る渦巻き。水面に映った森

。この子たちは、

初めて知った。幽霊だと

よりもっと古いの。彼らは私たち人間が生まれる

顔をあげて、私のこと

君の目はとて

宝石よりも

まって、ポケットに入れてい

私につい

に引かれるがまま、森

界の本当のことを

それから数

フォークで突っつきながら。最後のミニトマトを串刺しにして、奥歯で噛み潰す。皿を洗って片付けると、手についた水をシンクで払った。そしてふすまを開ける。隣部屋の暗がりへと。畳部屋。黒いカーテンを閉じ切って、ガムテープで目張《めば》までした。暗い。ホコリ臭い部屋に吊った電灯のひも

みたいだね。今日も清々しい青空だよ。って

皮膚が這《は》って、生きた骸骨のよう。髪は長い。ボロボロになって、多くが頭から抜け落ちている。まだ水気のある血走った眼球、その痙攣《けいれん》した眼差し

に初めから存在していた。死ねば母さんも彼らと同じになる。死はあの世とこの世と分けるものではなく、むしろこの世とあの世を分け隔てなくするんだ。生きてる間に味わった幸福も不幸もどうでもいいことになって、全て《タマユラ》の群

震撼《しんかん》する気持ち。そんな忘れてはいけない気持ちを今日も思い出せている。それだけで今日がとても上手くいくような気がする。学

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