最初に川上彩乃を連れ去ったのは剛志さんだ
いた拓翔が鋭い目で彼女を睨みつけた
、全部の元凶はあなたよ」 彼女は病室のドアを指差して、
く休もうと思っていた。弟の剛志があんな重傷を
下ろし、どうしても立
美和は、そんな彼に手を焼いた。「帰らないのね?じゃあ、私が出ていくわ」