、看護師たちは必死に赤ん坊を保育器から抱き出したが、人波にまぎれるう
帰り、逆に心葉は工場勤めの
戻した瀬川家は、心葉
てきた心葉を心から気の毒に思い、その不
ての役目を終えた途端、あっさり
は、新容市で一番貧しい霧渓
よね。人は自分に得な方に流れるものだから。だって瀬川家は新容市でも有名な豪門で、お姉ちゃんはここ
な瞳の奥には、瀬川家の会社をここまで押し上
ん…
階段を上った。衣服を数着と、自
にあった豆粒ほどの傷は、
し遅ければ自然に治っ
た。「来月、私と浩司お兄ちゃんの婚約披露宴があるの。
だった。 だが心葉が瀬川家に戻ってきてからというもの、彼の態度は一変。あの日ま
心はすっかり冷めていた。そんな男を、
、浩司とお姉ちゃんは一緒に育ったのに、結婚するのは私
その言葉に清美は
合う人がいるなんてね。欲しいなら持っていけばいい。私はゴミを集める趣味なんて
いつき、佐喜子に向かって声をあげた。「お母さん!お姉ちゃん、こんなこと