(ナツホ
. 大きな鏡に映る自分は, まるで別人のようだった. 新しい人
津穂
は心臓が激しく波打ち, 全身が凍りつい
のは, スーツ姿の浩二だった. 彼は花束と, 小さな指輪の箱を手に抱えていた
った. 君の怪我を
て, 私の足首