、本江安澄はただ早くこの
を開けた。中に
まばゆい光を放つピンク色の
声は、何の感情も乗らない平坦な響きを
目を逸らさず、薄い唇をわずか
彼自身も気づかぬほどの
く閉ざされていた病室のドア
が、音もなく滑り込むように入室し