ね。 午後に一緒に来ようって誘われたんだけど、断っちゃったの。 あとで会った
にしないさ。 」ミルハオは如月詩乃を安心させようとした。 彼は腕を差
広いホールでゆっくりと奏でられる音楽が聞こえた。 詩乃は音楽には詳しくないが、金鼎