がらエレベーターに乗り込み、副社長に
は
る。「南杉夫を筆頭にした古株連中ですよ。やけに偉そうに
そ
さが滲み出る。「世の中の色なんて、とっくに塗り替わって
、椅子の背にもたれて脚を組み、茶をすすっていた。
杉夫は、肥えた顔に苛立ちを浮かべ、背後の
ち来るさ。 新しいトップが就任すれ
太極拳の服をまとい、まるで仙
おまえらも肩の力を抜け。このあと話すことは普段通りでいい。南
吹かせてやろうかと企んでいたその時、女秘書が足元もおぼつ
役員たちを別の会議室に集めていて、その
だと
、憤然と机を叩いた。「我々は南グループのために汗水垂らして
知らん、と憤
ま、口ごもった。「若造じ
役員たちは再び驚
連れて会議室へと乗り込んできた。二人の顔には明らかな怒りが浮かんでいた
、どうし
ープを蘇らせ、さらに一気に51%の株を買い占めた資産家
死んだはずじゃ
た。南杉夫と南竹夫は悲嘆に暮れ、姪のために盛大な葬儀を行った上で、急遽南グループの経営権を引き継ぎ、南奏