どきどきと早鐘
て手を振り、必死に弁解した。 「ち、違います! 昨日、危ないところを……叔父様が助けてくだ
ながら、口元が緩むのをこらえるのに
選んだ少女が、こんなにも純粋で無垢だなんて。 彼女
している」望生の姿は、裕美の目に