冤罪で虐げられた私、真実を暴いたら全員が跪きました
朝霧 知恵家が洪水に沈んだ時、兄と夫は二人ともアリスを選んだ。 つい最近、一族に探し出されたばかりのお嬢様である。 私の右脚は、彼女が故意に激しくぶつかってきたせいで骨折した。 救出された時、目にしたのは夫の胸に飛び込んでしゃくり上げるアリスの姿だった。 「さっき、お姉様がずっと私を押さえつけて、洪水の中で殺そうとしてきたの」 その言葉を聞き、夫と兄は苦々しい顔で担架に横たわる私を見下ろした。 「リサ、お前はアリスの人生を長年奪っておきながら、今度は殺そうとまでしたのか!」 兄は私をあざ笑い、夫は痛ましげにアリスを腕の中に庇った。 二人は何事か囁き合うと、そばにあった砕石を手に取り、こちらへ歩み寄ってきた。 「リサ、どうやら我々はお前を長年甘やかしすぎたようだな」 「まさかこれほど悪辣な人間になっていたとは」 「その脚を一本折って、骨身に刻ませてやろう」 彼らの獰猛な形相は、まるで知らない人のようだった。 私は必死に抵抗したが、力ずくで押さえつけられた。 彼らが手にした石を振り上げ、私の脚めがけて振り下ろそうとしたその瞬間、私は目を閉じた。 私は、ここを離れる。 絶対に、ここを離れてみせる!
美味に溺れて、血に染まる
嵐山 琳私は、とある茶室で特別な茶葉を売っている。 その茶葉を料理に加えると、食べた者は中毒者のように、その禁断の味を求めずにはいられなくなるのだ。 噂を聞きつけた高級料理店の主たちが、後を絶つことなく私の元を訪れる。 だが私だけは知っている。その茶葉が、中毒者たちの鮮血を吸って育つという真実を。
禁忌の森、共食いの山
水野 美桜街に突如として、互いの肉を切り裂き、喰らい合う人々が現れた。 真相を突き止めるため、 新聞社の一行は死者の日記を手がかりに、 長白山の奥深くへと足を踏み入れた。 「彼らは、喰らうべきでないものを喰らい、 見るべきでないものを見た。 その報いを受けねばならない」
夜を狩るもの 終末のディストピア[seven deadly sins]
主道 学雪の街。ホワイト・シティのノブレス・オブリージュ美術館の一枚の絵画から一人の男が産まれた。その男は昼間は大学生。夜は死神だった。何も知らない盲目的な人生から大切な恋人に出会うことになる。 [R15][注 暴力表現 グロ要素 有り]
