らこの金を奪い取ることが
「三兄様は心が細やかな方ですから、塩務を任せるのは確かに
折れる」 成国公夫人は続けた。「塩務の件は今、そなたの父が管轄してお
のは、十中八九、蘇柔と雲堂玉の縁談のためだろう。 蘇柔という娘のために、