連れて兵を率い
名案と
る思いだった。二人が雲珩に向ける視線は複雑極まりない。こ
はないかと案じているに他ならない。 これでよしとされた。雲祁が行くだけでな
ある。もし成国公も行くとなれば、彼と
ぐさま口を開いた。「四皇子殿下