場でぴたりと
ってしまう。 思わず詩織の視線が鋭くなる
分の家』に戻られるのに、どうし
そうですね、普通なら要りません。でも凌久が言ってました。書斎に
え、だから──書斎からは離れていただきたいの。何か無く
「外の人」というひと言が、音もなく桃子の胸に刺さった。